
メルボルン旅行記(半分ナンパ旅行)
ゴールデンウィークはオーストラリアのメルボルンに1人で4泊6日で行って来た。感想はオーストラリアは非常に良いところだと思った。メルボルンを選んだのはJet Star航空が2014/4/29から成田からの直行便を飛ばしたことと、世界一住みやすいと言われる文化が発達した街を見たかったこと、田舎のビーチリゾートに一人で行ってもつまらないので、都会に行きたかった(ナンパもしたい)こと、オシャレな落ち着いた街の雰囲気が自分の性格にあっていることなどが理由だ。
まず人がすごく明るくて優しいかった。いつも笑顔で元気にさせられるのだ。口癖は「No worries, Mate!(心配いらないよ、兄弟)」なのである。オージー気質というのは経験したことないほど心地いいものだった。アメリカ人のフレンドリーさにも似ているが、アメリカ人よりはずっと静かなのである。レストランなどでもカップルは非常に静かに食事をするのだ。やはり英国連邦の一つなので、文化はもろに英国なのだと思う。 今まで行った国の中で一番明るくて暖かい国民性であった。到着してすぐにこの国は好きだなと直感した。そして英国連邦なので非常に合理的にできていて、イタリアのようにいい加減であることはない。飛行機が到着して30分後にはバスに乗り、50分後にはホテルにいた。これは最短記録である。
他にもこの国の清潔さも驚いた。トイレもガソリンスタンドや観光地や公園などの日本では汚いトイレもこの国は綺麗でびっくりした。日本より清潔なのだ。アメリカの感覚だと汚いだろうなと思ってはいるとめちゃくちゃ綺麗なのだ。仮設トイレの綺麗さにもビックリした。日本は商業施設などはめちゃくちゃ綺麗だが、公衆便所的なものは汚い。
そして治安の良さも特筆すべきだ。メルボルンは人口400万人で、いずれシドニーの人口を抜くと言われているが、ホテルの部屋にソニーのコンポや各種雑誌が置いてあったり(盗まれるのではないかと思った)、田舎のホテルは最初部屋に鍵がかかっていなかったり、とにかく性善説に基づいているのではないかと思える文化であった。メルボルンはアメリカのような肌で感じる危険な区域や空気は感じられず、平和そのものであった。東京より全然平和である。

そしてホテルは価格に比較して世界でも最高峰のレベルだ。広いし設備はいいし、キッチンがついていることも多かった。 写真のホテルはかなり安くて感動するほど良かった。 こんなに広くて(キングサイズベッドとシングルベッドの2台)、キッチンがフル設備(食器や調理用具付きでガスコンロ2個あり)で、23階建ての豪華なホテル(実際は安い)を僕は他に知らない。 ちなみに初日に泊まった空港のそばのBEST WESTERNもかなり良くて安かったので、メルボルン自体がホテルのレベルが高いのだと思う。
現地に住んでいる感覚でスーパーにいって、特大のオージービーフのビーフステーキを買って部屋で焼いたり、新鮮な現地のフルーツを食べたり(海外のフルーツは日本の味覚からすると美味しくないものもあるので大量に買わないように)、朝食を部屋で作ったりするのは最高に楽しかった。 こういう旅がしたかったのだ。 生活者気分が味わえるので一人旅には特におすすめだ。
ちなみにそのホテルとはPegasus Apart’Hotel, Melbourneである。 宿泊料も立地や設備と比較して驚くほど安かった。 観光に便利なメルボルンの中心に位置し、23階建ての新しいビルでキッチン設備付きの部屋がなんと一泊11,600円程だったのだ。

僕は今回の旅の全ホテルも含めて海外ホテル予約はいつもTripAdvisor (トリップアドバイザー)の価格比較や口コミを参考にして個人でネットで予約している。 ツアーは一切使わずホテル・航空券ともに完全に個人手配だ。 トリップアドバイザーはアメリカで有名な旅行に関する口コミ・価格比較サイトなのだが日本にも進出している。 いわば価格コムの旅行版だ。 トリップアドバイザーを使う理由は以下である。
- 今まで何度も海外旅行を個人手配でやっていて気付いたのだが、最安値が簡単に分かる。
- 非常に広範囲で信憑性の高いクチコミ情報が取れて、ホテル選びで失敗することがない。


あとはベタだが地球の歩き方を参考にしている。日本語でこれよりよいガイドブックはないと思っている。今は航空券予約もできる。
>> 地球の歩き方
メルボルンのマイナス点はホテル以外は非常に物価が高いのだ。アメリカは一番安い部類だが、メルボルンはガソリン代も含めて、非常に高い。あの国土の広さでリッター150円以上というのはひどい。飲み物など600mLのペットボトルが4.5ドル(460円)で売っていたりする。スーパーでも2ドル以上はしたと思う。 しかしながらアメリカのような金持ち感はない。ビーチ沿いの町でもカリフォルニアのオレンジカウンティのようにフェラーリが走っているわけではないし、家も一見すると広く思えたが、後日になると大きいだけで質素な造りに思えた。メルボルンの市街地でもあまり高級車は見なかった。物価が高いのに給料は高くないのかもしれない。日本も捨てたもんじゃないなと思った。欧米は外食が高い国が多いが、日本は非常に安い。
次に当然ながらイギリス英語で分かりづらい。しかも訛っている。Restaurantが聞き取れずに「リスト and ラント」かなにかに聞こえて聞き返してしまった。しばらくすると面白いことに理解できるようになってくるのではあった。

メルボルンは歴史的にイタリア移民が多かったためにカフェの街として知られており、コーヒー文化が非常に発達している。 コーヒーの種類も多く、僕は一日4回コーヒーを飲むこともあった(ホテルの部屋でインスタント、朝食、昼食、夕食)。 コーヒー好きには至福の街である。 人生で一番おいしいと思えた。 特にモカの美味しさは特筆すべきものだった。 不思議な心地よい後味があった。 スターバックスなどのアメリカのモカに慣れた者には感動物だった。 メルボルンでは不味いコーヒーを探すことの方が難しいと言われているらしい。
あとアメリカとはコーヒーの呼び名が微妙に異なるので事前に予習しておくようにしてほしい。メジャーなメニューとしては普通のブラックコーヒー=Tall black、カフェラテ=Flat Whiteが挙げられる。 最近はシドニー発で世界一の朝食の呼び名を誇るBillsのようなレストランが日本にも進出しており、オーストラリアコーヒーを飲めことができるのでこういったメニューを目にしたことがある人もいるかもしれない。 最近は色々な国に旅行するのでコーヒーの呼び名は世界で微妙に異なることが分かってきた。 パリでもそれで戸惑ったことがある。 Cafeという物をコーヒーだと思って頼んだら小さいガラスコップに入ったアツアツのエスプレッソが出てきたのだ。 普通のコーヒーはCafe Americainと呼ばれていた。 しかもフランスでは「食後に!」と言わないとすぐにコーヒーが出てくる。 こういう異文化と触れて新鮮なショックを味わえるのも海外旅行の醍醐味だと思う。
あとオーストラリアではプラスチックパックに入った不健康で不味いコーヒークリームは使わないようで、牛乳が主流だった。 面白いことにホテルにチェックインすると、コーヒー用にと牛乳パックを渡されるのだ。 「コーヒー好きにはパラダイスな街」がメルボルンなのである。
そして多文化主義を謳っているオーストラリアの中でもメルボルンは特に中国人が多かった。色々と道聞きの間接法ナンパをしていたが、中国人一世ばかりであった。オーストラリア人も道聞きや「写真撮って?」のお願いに対して反応が良かったが、それほど印象に残っている好みのタイプはいなかった。
白人だとフランス人で可愛い人がいた。道聞きしたら少し外国人訛りがあったので、聞いてみるとフランス出身でメルボルンで働いているということだった。「外国訛りがある」というのは言ってはダメだと思うが、金髪で小柄で可愛らしかった。
あとはその直後に訪れた88階の展望台のエレベーターの上りで二人きりになった白人女性は「どこから来たの?」と聞くと「ドイツですよ。」と答えてくれた。笑顔の可愛い20歳くらいの金髪巨乳(多分)の女性であった。「どのくらいかかった?」と聞くと、「ドバイ経由で24時間ですよ。」と言われた。「ワオ!」と言ったら、エレベーターのドアが開いたので係員の誘導でもって別れてしまった。残念。
4泊6日の観光でもナンパはできるのだが、昼間にやるのがいいと思う。これは日本でナンパする際も同じではある。 連れ出しの際の余裕さを考えると早い時間の方がよいのだ。 以前2006年にトロント出張でギリシア人を連れ出して終日観光したのは真昼間であった。とはいえ、「短期間にがっつり観光するぞ!」という気分で行っているのでナンパは主ではなく、あくまで道聞きのついでにくらいの副の位置づけなので、声掛けをして人と触れ合うだけでも十分かなとも思う。
しかし去年9月のニューヨーク一人旅ではほとんどナンパができなかったので反省しなきゃ。今回はメルボルンは治安がいいし、人々はどこかのんびりしていて、リラックスできる自分向きの街だったし、アジア人が非常に多かったのでナンパはしやすかったと思う。ニューヨークのように人々が皆、早足であったり、街が巨大で見どころが山ほどある場合は、観光に集中してしまうのはしょうがないかなとも思う。ニューヨークも4泊6日だったのだ。今年の夏休みも秋に取る予定だが、7泊9日で海外でのんびりして来ようと思う。30代で独身でもこういう意味では悪くないとおもう。結婚していたらそう簡単に一人旅で海外に頻繁に行ったりはできないからだ。
メルボルンでは人々は非常に親切なので、この街は海外でも最もナンパのしやすい街だと思った。アメリカ人のE君がメルボルンはナンパしづらいらしいよとか言っていたがガセネタであった。アジア人好きの僕にはパラダイスであった。
あとは南半球は季節が逆なのでGWが晩秋にあたるメルボルンは最高気温が12-16度くらいと少し寒かった。しかも平均気温(MAX18-20度)よりも肌寒かったし天気も悪かった。帰国後翌週の秋が更に深まった5月中盤では気温は20度くらいまで上がっていて、連日降水量が0mmであったのは皮肉だ。 メルボルン自体が一日に四季があるといわれるほど天気や気温が変わりやすいメルボルンウェザーと言われる悪名高い気候であることから、今度観光する際は天候のいい場所にしなきゃなと思った。空の晴れ具合と観光の楽しさは比例すると思った。帰国後に五月の東京の天候は素晴らしく、こういう場所に旅行したいものだと思った。僕は晴れ男なので旅行先で雨が降ったことはほとんどないのだが、それでも晴れの多い場所に行きたい。アメリカだとサンディエゴやオーストラリアだとゴールドコーストが一年のうち300日は晴れていると言われている。
メルボルン2日、郊外2日であったが、一人旅の場合は都会にいた方が楽しいと思った。車で郊外に行ったりしてもドライブは1人でつまらないし、店は早く閉まるなどやることもない。 今回はメルボルンのホテルにキッチンもあったので、都会のメルボルンで生活しているみたいにもっと暮らしたかった。郊外のドライブは野生のコアラを見たり、綺麗な海岸線を見れたりして、それはそれでよかったのではあるが・・。
メルボルンはナンパもいっぱいできる街だったので都会にいた方が良かったな。2日目に中国人に道を聞いて、そのままスーパーまで案内してもらった。しかし、夜だったのでその先で「私は帰るね」と言われてしまった。初日の昼間に大学1年生の中国人に場所を聞いたら、スマホで調べてくれたりもした。しかし若い中国人はかなり、欧米化されているなと思った。見た目もかなりよかった。

いつかまたオーストラリアには帰ってきたいと思う。文化は南半球なのでアメリカや欧州に比べて劣っているが、本当にいい国だ。実はメルボルンは世界で一番住みやすい街に選ばれており、そういう意味で見たかったが、本当に本当に素晴らしい街だ。難点は先ほど述べた通り、5月は晩秋に当たり、紅葉が始まっており、メルボルンは快晴の多いオーストラリアでありながら、ブリティッシュウェザーの街なのだ。町並みだけでなく天気まで英国調なのである。1日のうちに四季があるというほど目まぐるしく変わり、人に見せたところ同じ日の写真とは思えないといわれたほどである。曇り⇒5分後に雨⇒5分後に快晴⇒五分後に雨⇒晴れ⇒曇りの繰り返しなのだ。こんなに目まぐるしい天気の変化は世界でもここくらいではないかと思う。奇妙すぎるのだ。地元の人々も「寒いでしょ?」と僕によく聞いてきたし、「メルボルンウェザーは嫌いだ。」と街行く国内観光客が話しているのも聞いた。
一般に天気が良く気温の高いオーストラリアの中では寒い街なのだろう。とはいえ、メルボルンは真冬の8月でも気温が15度くらいあるみたいだし、むしろ年間を通して暖かいと思う。 逆に真夏の1月の最高気温は19度だったり41度だったりとやっぱり奇妙だ。 41度の日も最低気温は12度という具合である。 とはいえ一般的に年間を通じて、最高気温は20度前後の温暖な場所ではあるようだ。 夏が終わったオーストラリアだから「寒いでしょ?」と聞いて来たのだろ思う。冬が終わって春になった北半球の人にすればなんてことはない感覚だ。




先ほど述べた通り、郊外で車も運転した。Great Ocean Roadという美しい海岸線があるのだ。本当に美しかったが、制限速度が80キロとか100キロで、夜は街灯がなく、人もほとんど住んでいないのでなかなかスリリングであった。こんなに真っ暗な道は他に経験がない。本当に人が住んでいないのだ。アメリカの郊外も暗いが、それでも多少は明かりがあったり、他の車も通る。今回の場合1時間で車が3台しか通らなかったこともある。あとメルボルンから往復で650キロのドライブだったが、メルボルン市街地以外は信号が一個もなかった。本当に数百キロの間、一個も信号を見ていないのだ。 英国式のラウンドアバウトと呼ばれるロータリーが信号の代わりを果たしているのだ。こういった仕組みのせいかオーストラリアはマニュアル車がやたら多くて、過半数がマニュアル車のようだった。
車はカローラと言われて、もっとオーストラリアっぽいホールデン(シボレーの豪州ブランド名)とかがいいと言ったが、駐車場で見て惚れてしまった。日本名はAuris(オーリス)でしかもエアロのついたスポーツエディションで、とても豪華で速かったのだ。山道や海岸線などカーブだらけの道を多く走ったので、この剛性の高さと足回りの良さとエンジンのピックアップの良さには感心した。すさまじい加速力があった。
グレートオトウェイ国立公園には野生のコアラもいて可愛かった。
メルボルンのあるヴィクトリア州の郊外に行ったのだが、人の優しさは変わらない。 人々は満面の笑顔で迎えてくれるのだ。 こんなに優しくて明るい人々を僕は他に知らない。 さすが世界一住みやすい街のある州だ。 先にも述べたがアジア人(中国人)が非常に多いので、アジア人でも住みやすいと思う。 郊外でも中国人観光客が非常に多かった。 アメリカでは中国人一世や中国人観光客はこんなに多くない。 アメリカがソヴィエトと冷戦をするなどの共産主義との戦いをしてきた影響だと思う。 アメリカにいる中国人の多くは中国系アメリカ人(ABC=American-Born Chinese)である気がする。








以上、いかがだっただろうか? 美味しいコーヒー、フレンドリーで優しいオージーの笑顔、海と山の豊かな自然、可愛いコアラ、美味しい食事、成田空港からの直行便、英語が母国語、良好な治安と至れり尽くせりの世界一住みやすい街、メルボルンに是非行ってみてはいかがだろうか? 決して後悔はしないはず。
ただ一点、コロコロと移り変わり、晴れ渡った空のイメージが強いオーストラリアらしくないメルボルンウェザーには要注意だ。 夏でも10度~40度と気温も幅広く、本日2015年2月11日(南半球なので真夏)の気温は最高35度、最低15度である。 2月全体で見ても最高気温が19~37度、最低気温が10度~22度と実に幅広い。 一日の中に四季があると言われるだけのことはある。 気温だけではなく天気もめちゃくちゃで、同じ日とは思えないほどに、雨と曇りと晴れがロシアンルーレットのように回ってくるのだ。
逆に言うとこんなへんてこな天気を味わえる場所はそう多くはないので、面白いとも言える。 決して行って後悔する場所ではない。 海外経験豊富な僕でも満足度は非常に高かった。 是非行ってみてほしい。 Have a safe trip!!!
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ジェイソンのナンパ塾の紹介
① ナンパ講習
ジェイソンのナンパ塾を2012年5月から東京で運営しています。 私からマンツーマンでナンパを学びたい方はナンパ塾をご受講下さい。 誰にでもできる誠実系ナンパを実践しています。 直説法と間接法をお教えしています。

② ナンパ教材
ジェイソンのナンパ教材が2014年9月に完成しました。 制作期間2年間の超大作です。 実録オーディオとテキストの二段構成となっており、Webでは書ききれないような全てのナンパのスキルとテクニックについて解説しています。

③ ネットナンパ
自宅にいながらにしてナンパできるネットナンパもオススメです。私はストリートナンパとネットナンパの両刀使いを勧めています。ネットナンパは簡単にセックスができます。 ただし女性の質はストリートナンパより落ちますし、会ってみるまでは分からないという博打的要素があります。 ストリートナンパは好みの女性に街で直接声をかけるという狩りの要素があり、とても興奮しますよ。 声掛け自体が性的行為みたいなものです。 満足感を出すドーパミンが出ますね。
